利益相反(COI)の開示について
発表演題に関連する利益相反(COI)状態の有無を、下記2つの申告が必要です。
- 演題登録時の利益相反の開示
演題登録に関連する利益相反(COI)状態の有無を、抄録登録時に自己申告していただきます。 - 発表時(発表スライド/示説)の利益相反の開示
■口頭発表時
発表スライドの最初(または演題・発表者などを紹介するスライドの次)に所定の様式により開示してください。
■一般演題(示説)発表時
示説掲示の最後に所定の様式により開示してください。
利益相反とは
COI とは、具体的には、外部との経済的な利益関係等によって、公的研究で必要とされる公正かつ適正な判断が損なわれる、又は損なわれるのではないかと第三者から懸念が表明されかねない事態をいう。 公正かつ適正な判断が妨げられた状態としては、データの改ざん、特定企業の優遇研究を中止すべきであるのに継続する等の状態が考えられる(厚生労働科学研究における利益相反の管理に関する指針、平成30年6月26日)。
外部との経済的な利益関係とは研究者が報告対象企業の顧問職等で報酬を得ている場合や、企業や団体からの謝金や研究助成金、機器や物品の提供、株式等何らかの金銭的な価値を持つものが含まれる。しかし公的機関から支給される謝金等は経済的利益関係等には含まれない。
該当するかの基準については「COIの自己申告基準」を参照ください。
本会の学術集会における利益相反(COI)の自己申告基準
*以下の基準に該当する場合に有とする。
- ・役員・顧問職
- 100万円以上
- ・株
- 利益100万円以上
- 全株式の5%以上
- ・特許権使用料など
- 100万円以上
- ・講演料など
- 50万円以上
- ・原稿料など
- 100万円以上
- ・企業、団体等からの研究費
- 200万円以上
- ・奨学寄附金(奨励寄附金)
- 200万円以上
- ・その他報酬
- 10万円以上
- ・寄附講座に所属している
- ・個人的利害関係が生じるような状態